手騎(テキ)

手騎 1 (ヤングジャンプコミックス)


元騎手だった一本杉薫。苦い思い出から逃げるようにアメリカへ。そして調教師試験を一発合格のあと、開業。
・・・こんな若い調教師っているの?って疑問も押し殺しまして読み進みます。




牧場で登録抹消された馬を
「馬はまだ走りたがっています」と言って
厩舎に引き取り、驚くべき秘策で未勝利のこの馬を勝たせてしまったり。
秘策ってのは、この馬さんは、厩務員がいつもうたってた松崎しげるの「愛のメモリー」を聴くと集中力を切らさない、ってことに目をつけた一本杉が、レース中に騎手に歌うように指示するんですね。


勝負どころで一杯か?!となったところに、騎手が思い出して歌いだすと、あら不思議。それからまた伸び返して優勝しちゃうんですね〜。


わたしもこういうのありますね。なんていうか魔法の言葉みたいなのって。
その言葉で、二の脚、三の脚が使えてしまう・・・てことが。
このセンセ、ちょっと不思議ちゃんだけど、こんな人が居ても不思議じゃないですし?




まだ2巻までしかないですが、機会があったらどうぞ。